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文庫化と背表紙色の予想

久しぶりに文庫化の話題でもしてみましょう。

来月(7月)はミステリ文庫が大収穫。個人的に注目しているミステリ作品を挙げてみるだけでも、以下のとおりで。

「綺羅の柩 建築探偵桜井京介の事件簿」 篠田真由美 講談社文庫
「パズル自由自在」 高田崇史 講談社文庫
「踊る夜光怪人 名探偵夢水清志郎事件ノート」 はやみねかおる 講談社文庫
「ホラー作家の棲む家」 三津田信三 講談社文庫
「τになるまで待って」 森博嗣 講談社文庫
「ハートブレイク・レストラン」 松尾由美 光文社文庫
「チャットの隠れ鬼」 山口雅也 光文社文庫
「とんち探偵一休さん いろは歌に暗号」 鯨統一郎 祥伝社文庫
「向日葵の咲かない夏」 道尾秀介 新潮文庫
「落下する緑」 田中啓文 創元推理文庫
「御手洗潔対シャーロック・ホームズ」 柄刀一 創元推理文庫
「館島」 東川篤哉 創元推理文庫
「ラザロ・ラザロ」 図子慧 ハヤカワ文庫
「黙の部屋」 折原一 文春文庫
「追憶のかけら」 貫井徳郎 文春文庫


ところで、新しい作家の作品が講談社文庫に入るとき、背表紙は何色になるんだろうと、どうでも良いことをいつも気にしているのですが、今回デビュー長編が文庫になる三津田信三氏の文庫は何色になるんでしょうか?
せっかくだから予想でもしてみましょう。


講談社文庫の背表紙の色のバリエーションは基本的に10色程度。


綾辻行人・折原一・倉知淳・高田崇史・若竹七海など、割と本格ミステリ作家が多いのですよ、緑背表紙。

我孫子武丸・歌野晶午・恩田陸・笠井潔・北森鴻・島田荘司・蘇部健一・竹本健治・二階堂黎人・法月綸太郎・吉村達也など、本格作家ずらり勢揃い、黄色背表紙。

霧舎巧・鯨統一郎・西澤保彦・麻耶雄嵩など、けっこう通好みな作家揃ってますねぇ、黄緑背表紙。

赤川次郎・篠田真由美・東野圭吾・西村京太郎など、売れっ子で作品刊行数が多いよ、オレンジ背表紙。

高橋克彦・田中芳樹・宮部みゆき・山田正紀・山田風太郎など、多ジャンルで売れてます、赤の背表紙。

芦辺拓・有栖川有栖・内田康夫・太田忠司・岡嶋二人・加納朋子・北村薫・殊能将之・はやみねかおるなど、黄色に負けず劣らず本格作家がひしめく、水色背表紙。

柴田よしき・清涼院流水・舞城王太郎・森村誠一・山村美紗など、どう括っていいのか分からない、ピンク背表紙。

井上夢人・京極夏彦・貫井徳郎・森博嗣・山口雅也など、数は少ないが、売れっ子作家ばかりである意味最強の、灰色背表紙。

浦賀和宏・黒崎緑・斎藤肇・司凍季など、ミステリ系の作家は非常に少ない(あるいはあってもそのほとんどが品切れ状態の)ある意味レアな、紫背表紙。

乾くるみ・小森健太朗など、講談社文庫全体から見てもあまり見ない色、茶色背表紙。


おそらく三津田作品の背表紙の色はこれらの中から決まるはず。

ムムム・・・。

ワタクシ一個人の予想ですが、背表紙は灰色と見ました。

理由ですか?100%勘です(笑)
まあ、あえて理由をつけるならば、民俗学・怪談と共通点のある京極先生の文庫作品の背表紙が灰色だからかな、と。


こうして、しょうもない予想をして楽しんでいる自分がいる。

  by we_2006 | 2008-06-14 22:46 | 文庫

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