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一番近いお店まで

徒歩18分(片道)


遠い。


夏場はアイスが買えない(溶けるから)




そして、ようやくアイスを買っても溶けなくなった季節は秋。


いろいろと感慨深いものがありますな(愚)

  # by we_2006 | 2006-10-04 12:56 | 雑感

岡嶋二人 「そして扉が閉ざされた」

読了しました。

これは良い!
久しぶりに「話に引き込まれ」ました。

「密室に閉じ込めて真相の解明を強要させられる」という設定が面白い。
まあまず現実には起こりえない状況なのですが、その中でも緊迫した話の展開に、あっという間に読まされたという感じ。

そして衝撃度も凄かった・・・。伏線には全く気付かなかったなぁ・・・。

特異な設定を十二分に活かしきり、かつ奇抜なトリックをその中にはめ込む事に成功した作品といえると思います。読後の満足度も高かったです。

岡嶋二人氏の後期の代表作と言われるのが、「クラインの壷」、「99%の誘拐」、そして本作。
他の2作も気になるところ。

  # by we_2006 | 2006-10-02 00:00 | ミステリ

久しぶりの数学ネタか?

ということで、数学ネタ(というよりも論理学ネタ)に走ります。

有名なパラドクス(矛盾)があります。

「この文は偽である」

というもの。「この文」というのは上の文全体を指していて、かつ真、偽2種類の区別しかつけない場合、上の文はパラドクスとなります。

まず、上の文を「真」と仮定する。すると「この文は偽である」が正しい。すなわち上の文は「偽」である。よって、仮定と矛盾する。
次に、上の文を「偽」と仮定する。すると「この文は偽である」が「偽」であるのだから、上の文は「真」になる。よって、仮定と矛盾する。

これが上のパラドクスの仕組み。
これを記号を使って表すと、以下のようになります。

A:「Aは偽である」

つまり、Aという事象の内容が「Aが偽である」ということであり、言わば自己言及になっているわけです。メタミステリにも通じるものがありますね。

ここで疑問。
「真」か「偽」かをはっきりと決められるのはあくまで論理学の中の話。世の中そう白黒つけられるものではない。言うなれば「グレーゾーン」、すなわち『「真」でも「偽」でもないもの』があるとすればどうなるのか?

例に挙げた、
A:「Aは偽である」
で検証してみる。

まず、Aを「真」と仮定する。すると「Aは偽である」が正しい。すなわちAは「偽」である。よって、仮定と矛盾する。
次に、Aを「偽」と仮定する。すると「Aは偽である」が「偽」であるのだから、Aは「偽」ではない。よって、仮定と矛盾する。
そして、Aを「真でも偽でもない」と仮定する。すると「Aは偽である」が「真でも偽でもない」のだから、Aは少なくとも偽ではない。これは、仮定に矛盾しない。
ということはパラドクスではない?

なぜAを「真でも偽でもない」と仮定すると矛盾しない(と見ることができる)のか?それは「偽ではない」ことが「真である」ことと等価にはならないし、同様に「真でない」ことが「偽である」ことと等価にはならないから。つまり、「真でも偽でもない」という状態が存在するが故に、「真でない」は「真でも偽でもない」か「偽である」のどちらかになり、また「偽でない」は「真でも偽でもない」か「真である」のどちらかになる。したがって、Aを「真でも偽でもない」とおけば、「真でもない」し、「偽でもない」ので、結果「真でも偽でもない」ことになる・・・って当たり前っちゃ当たり前ですよね。

しかしAを「真でも偽でもない」と仮定すると、「Aは偽である」というAの内容は明らかに「偽」ではないのか?
そう考えることも出来る。しかし、Aを「真でも偽でもない」と仮定した場合、「Aは偽である」というAの内容は「偽」と確定することはできない考え方もある。なぜなら「Aが偽である」という事象にも「真」・「偽」の他に「真でも偽でもない」という状態の可能性があるから。
Aを「真でも偽でもない」と仮定したのだからAが他の状態(「真」または「偽」である)と確定できないかぎり、矛盾したことにはならない。この場合、「偽である」と確定できない考え方の根底には、「真でも偽でもない」という状態の存在がある。
Aを「真でも偽でもない」と仮定したが故に、「Aは偽である」と自己言及したAは「偽である」と断定できない。ってややこしい・・・・・・。

ここまで考えてくると、そもそも「真でも偽でもない」って何なのさ?という根本的な疑問さえ沸いてくる。世の中正しいか、そうでないかの2つなんだから、「それ以外の他の状態」ってあるわけないじゃないか。

あれ?とすると、「世の中そう白黒はっきりとつけられるものではない」というのは嘘か?いやいや、グレーゾーンってのは確かにあるぞ・・・・・・ということは「それ以外の他の状態」が存在することになるのか?あれ?矛盾するぞ・・・・・・?

という社会派パラドクスはどうでしょう?(っていうかそれはパラドクスじゃねぇ)

  # by we_2006 | 2006-09-29 18:49 | 擬似数学ネタ

読んでいる文庫本の厚さがだんだんと

薄くなっているような気がする。

気のせいだ。たぶん気のせいだ。


というわけで、祥伝社文庫の「まほろ市の殺人」シリーズでも読みますか。

やけに軽い文庫のような気もするが・・・。たぶん気のせいだろう。






※ネタです(「まほろ市の殺人」はそのうち読みますが)

  # by we_2006 | 2006-09-27 19:32 | 雑感

お知らせ

近くADSLから光に移行する予定でして。

その関係でプロバイダを変更することになるかもしれません。

ということで、ホームページ移転、メルアド変更の可能性が出てきました。
移転となった場合、作業のため、本家のHP「本格ミステリびぎなーず」の閲覧がしばらくの間、できなくなると思います。

本家のHP「本格ミステリびぎなーず」に来ていただいている方にはしばらく御不便をおかけすることと思いますが、どうか御了承のほどをお願い申し上げますm(_ _)m

尚、このブログ及び掲示板は、移転作業による支障はないので、通常通りの運営をこれからもしていくつもりです。

詳細が決まりましたらまたこのブログにてご連絡する次第です。

業務連絡みたいになってしまいましたが、これからも「本格ミステリびぎなーず」をよろしくお願いしますm(_ _)m

  # by we_2006 | 2006-09-25 18:46 | その他

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