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おや?

河出書房新社から出る予定の「道化の町」ってどこかで聞いた憶えがあるな・・・。
ナイオ・マーシュは「道化の死」だし。


などと思っていたら、先日読み終えたばかりの「山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー」に収録されていた作品にあるではないですか!
ジェイムズ・パウエルの「道化の町」が。


どうやらこの作品を含むジェイムズ・パウエルの短編集が森英俊:編で出る、ということらしいのです。


ふーん、へ〜、ほほう。


という感想しか思い浮かばない(愚)
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  by we_2006 | 2008-02-22 14:37 | 日常

候補作

第8回本格ミステリ大賞の候補作が決まったようです。


小説部門は、

有栖川有栖 「女王国の城」
歌野晶午 「密室殺人ゲーム王手飛車取り」
柄刀一 「密室キングダム」
三津田信三 「首無しの如き祟るもの」
米澤穂信 「インシテミル」


有栖川氏は「マレー鉄道の謎」、「スイス時計の謎」に続いて3回目のノミネート。
柄刀氏は「ゴーレムの檻」、「時を巡る肖像」に続いての3年連続3回目のノミネート。
歌野氏は「葉桜の季節に君を想うということ」で第4回の大賞を受賞しています。
三津田氏、米澤氏は初のノミネート。

このラインナップは凄い!どの作品が大賞になってもおかしくないですよ、これは!(ってどの作品も読んでない奴が言うかw)


評論・研究部門は、

石上三登志 「名探偵たちのユートピア」
小森健太朗 「探偵小説の論理学」
法月綸太郎 「法月綸太郎のミステリー塾(日本編・海外編)」


小森氏は第2回の「『妾の罪』における叙述トリックの位相」以来、2回目となるノミネート。
石上氏は初のノミネート。
法月氏は小説部門では大賞を受賞(「生首に聞いてみろ」)していますが、評論・研究部門では初のノミネート。

決定するのは5月頃になるのでしょうか。楽しみです。
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  by we_2006 | 2008-02-12 19:20 | ミステリ

山口雅也:編 「山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー」

いやぁ、久々の読了です。


いやあ、このアンソロジーは凄まじい!
この中の短編群だけで何度カタルシスを感じたことか・・・。

特に後半にある短編は、どれをとっても一級品。
リドル・ストーリー、幻の本格作家、密室・・・・・・。

中でも「密室の競演」と題された章は、ミステリマニアの方でも大満足できる短編群ばかりでしょう。ミステリ初心者の私は悶絶しっぱなしでした。


お気に入りは、

ジェイムズ・パウエル 「道化の町」
坂口安吾 「ああ無常」
フランク・R・ストックトン 「女か虎か」
エドワード・D・ホック 「謎のカード事件」
宮原龍雄 「新納の棺」
スティーヴン・バー 「最後で最高の密室」
土屋隆夫 「密室学入門 最後の密室」
アイザック・アシモフ 「真鍮色の密室」


「ああ無常」の圧倒さ、「新納の棺」・「最後で最高の密室」の驚愕トリック、ホックが提出した絶妙な解答、土屋隆夫のプロットの冴え、アシモフのアイデアの奇抜さ・・・・・・どれをとっても、とびきりの傑作でしょう、これは。
もう、大大大満足です!


さて、これで、角川文庫から出ている新本格作家(有栖川有栖・北村薫・法月綸太郎・山口雅也)による「本格ミステリ」のアンソロジーは4冊とも読破したことになりました。

ホント、世の中にはいろんなミステリがあるもんだ。
だから、ミステリは止められない。
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  by we_2006 | 2008-02-03 13:19 | ミステリ

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