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ちょっと早いですが

数日の内に帰省することになりましたので、私の本家のサイト「本格ミステリびぎなーず」は来年の始めまで、しばらくは更新されなくなります。ご了承くださいませ。

実家にもネットに繋がる環境はあるのですが、FTPソフトが使えないもので・・・。

なので、FTPなんぞ関係なしのこのブログと掲示板は別です。年末年始もなるべくコンスタントに更新しようとは思うのですが、書くネタがそんなにあるかどうか・・・。

って、ミステリをどんどん読めば良い話なわけで(汗)

と、とりあえず、今読んでる二階堂黎人を読破だ!
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  by we_2006 | 2006-12-22 12:42 | 日常

困った時は数学ネタを使おうとしてさらに困る

最近は、本がちっとも読めていませんねぇ・・・。
前回から数日空いてしまいましたが、ネタも特にない・・・。

そういう時には数学ネタで無謀なことに挑戦してみよう。

森氏のブログ「モリログ・アカデミィ」で、高田崇史氏が特別講師をしていたときの記事に、「オイラーの魔方陣」というものが紹介されていました(2006/12/12の記事)。
8×8の巨大なものなのですが、実にエレガントな魔方陣ですねぇ。

ちなみに魔法陣とは、連続した整数を正方形状に並べて、各行の和、各列の和がすべて同じになる数列のこと。

ということで、私も戯れに、3×3の魔方陣作りに挑戦。

連続する任意の9つの整数はn,n+1,n+2,...,n+8と表すことが出来る。
これらの和は9n+36。3×3の魔方陣は当然3行・3列なので、1行・1列の和は(9n+36)/3=3n+12となる。
問題は、n ~ n+8の整数を使ってどうやってすべての行・列の和を3n+12にしていくか。
ここで、場合分けを行う。

(a)n,n+1が同じ行(または列)にある場合
すべての行(列)はその和が3n+12にならければいけないので、その行(列)の最後の数は自動的に3n+12-(n+n+1)=n+11になる。しかし、n ~ n+8までの整数しか使用できないので、矛盾する。

(b)n,n+2が同じ行(または列)にある場合
同様に、行(列)の和が3n+12にならければいけないので、最後の数は3n+12-(n+n+2)=n+10になるはず。しかしこれも、n ~ n+8までの整数しか使用できないので、矛盾する。

(c)n+1,n+2が同じ行(または列)にある場合
これも行(列)の和が3n+12にならければいけないので、最後の数は3n+12-(n+1+n+2)=n+9になるが、n ~ n+8までの整数しか使用できないので、矛盾する。

ゆえに、3×3の魔方陣になる条件は、(a)でも(b)でも(c)でもない、つまりn,n+1,n+2が互いに異なる行・列に配置されていなければいけないことである。

n,n+1,n+2が互いに異なる行・列に配置されているようなパターンは何通りあるか。簡略化のためn=A,n+1=B,n+2=Cとすると、

A□□  □A□
□B□  B□□
□□C  □□C

大まかには上の3パターンに分けられる。さらに左のパターンは中心のマスにA、B、Cがくるかの3通り、右のパターンはA、B、Cの組み合わせ6通りに分けることができる。
そしてそれぞれが、元のもの、90°右に回転させたもの、180°回転させたもの、90°左に回転させたものの4通りに重複なく分けられる。

今のところ、n,n+1,n+2の配置だけで(3+6)*4=36通りまで分けることができた。今度はn+3の位置を決めてみる。n+3にも条件がある。それは、
 ・nとn+3が同じ行(または列)あってはならない
という条件。なぜなら、同じ行(列)に入ると仮定すると、行(列)の和は3n+12より、行(列)の最後の数は3n+12-(n+n+3)=n+9となり、n ~ n+8までの整数しか使用できないことに矛盾するから。
同様に、(a)(b)を仮定した場合の矛盾性より、
 ・nとn+1が同じ行(または列)あってはならない
 ・nとn+2が同じ行(または列)あってはならない
という条件もある。つまりn+3の入る位置は、9マスのうちnと同じ行(列)にならない4マスに絞られ、さらに同じ条件でn+1とn+2も同じ4マスの中に入るので、2マスに限定される。

これは言い換えれば、これまでの36通りのn,n+1,n+2の配置パターンそれぞれに、魔方陣の条件を満たすn+3の入れ方が2通りずつあるということ。
n+3まで入れば後は一意に決まります。つまり最終的に、36*2=72通りの魔方陣が存在することになるのです。

まあ、単にどれか1マス固定して、「nが入るとき、行を入れ替えた上での列の入れ替え4通り、列を入れ替えた上での行の入れ替え4通り、計8通りある」で、「n+1 ~ n+8の時も同様なので、8×9=72通りある」という考え方もできるんですが。

・・・って、私は何をしようとしていたんだっけ?
ああそうか、魔方陣を実際に作るんだった。
じゃあこれ。

2 7 6
9 5 1
4 3 8

ああ、あっけない・・・。
どうせならもう一捻りして見ましょう。

例えば、どの行(列)の積をとっても同じ数になる変則型魔方陣。

↓こんなの

√9   12-4  14-13
8-6  15÷5  √16
11-7 1^10  2×3

え?反則?いやいや、1~9だけじゃ出来やしませんよ。なので1~16に拡大。そして数式もOK。というかむしろこれは小町算か?

じゃあ、すべて違う数式だが、同じ数字しか使っていなくてどの行(列)の和をとっても等しくなる魔法陣。

2-2*2 2+2+2 2*2/2
2+2-2 2/2*2 2*2-2
2+2*2 2-2-2 2-2+2

・・・もはや魔法陣ではない・・・orz
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  by we_2006 | 2006-12-20 23:30 | 擬似数学ネタ

特別講師ですか

森博嗣さんのブログ「モリログ・アカデミィ」。
結構頻繁に見ているんですが、昨日の記事から特別講師として高田崇史さんが登場していますね。

前回、「高田崇史(たかだ・たかふみ)」を(たかだ・そうし)と激しく読み違えたという記事を書いて早々にこんなシンクロが起こるとは!
何となくですが、名前を読み違えてしまって申し訳ない気分にorz

昨日の記事は「社会」でした。流石は歴史ミステリ作家ですね。興味深い歴史のお話でした。

高田さんかぁ・・・。デビュー作の「QED 百人一首の呪」はあるんですが、やっぱり未読(←コラコラ)

読書ペースはちょっと落ちてますかな?
現在は泡坂妻夫と二階堂黎人を並行読書中。

すろ~ぅペースです。
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  by we_2006 | 2006-12-16 18:11 | 日常

読み違え

先日、久し振りに立ち寄った古本屋で、著者別文庫棚の「つ」の段にこの方の著作が並んでおりました。

貫井徳郎

ああ、そういえば私も最初は「つらい」って読んじゃったよなぁ。人のことは言えませんね。

思い返してみると、私は漢字力がないのか、初めて見る著者名を読み違えたことが多々あります。

例えば

愛川晶を「あいかわ・しょう」とか(あの俳優と同じだよ!とか思った)
綾辻行人を「あやつじ・ゆきひと」とか
井上夢人を「いのうえ・ゆめと」とか(どうして逆になってしまったのか不思議)
蘇部健一を「そべ・けんいち」とか(つい最近までそう思っていた・・・)
高田崇史を「たかだ・そうし」とか(「崇」は「そう」って読まないのに・・・)

あれ?そういえば藤岡真の「真」は「しん」だけど天藤真の「真」は「しん」だっけ、「まこと」だっけ?

(※「しん」でした)
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  by we_2006 | 2006-12-12 18:14 | 雑感

睦月新刊文庫

3連続もランキング本ネタで引っ張ってしまいました(汗)

来月の新刊文庫もぼちぼち判明しているようですが・・・。
おうっ!舞城王太郎の「九十九十九」が文庫化ですか!

ううむ。流水大説ファンの私にとって、JDCトリビュート作品の文庫化は嬉しい限りですが、実は今年は流水作品ですら読んでなかったりする。
ああ、まだトップラン&ランドシリーズも徳間のシリーズも秘密屋も読破していない私は流水ファンなんて自称できるのか?あ、自称するだけなら勝手か。

というわけで次に何を読むか悶絶する日々が続いております(嘘)

しかし、文庫の「九十九十九」は分冊はされないようなので、京極本ばりのブロックな文庫になるんでしょうか?ノベルスであの厚さですからねぇ・・・。
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  by we_2006 | 2006-12-11 18:39 | 文庫

店頭に

並んでましたね。「このミス」の2007年版。

ランキングを明かしてしまうのも何なので、作品、著者は言いませんが、1位は、へぇ~、この作品が、ちょっと意外だな、という感じ(というか読んでもいないのですが)

去年は「本ミス」と似通ってるなぁという印象でしたが、今年は大分違いましたね。
お、あの方の作品が10位になってますね!

しかし、やはり「このミス」になると出版社・書店側の力の入れ様も違いますね。待ってましたとばかりに「このミス何位!」という帯がズラリ・・・。しかも海外部門1位のあの作品は帯を変えるだけでは物足りないのか、わざわざ装填まで変えて(紙質のソフトカバーにして)売り出してました。
私は元々のビニールに包まれたあのレトロな装填の方が好きなんですけどね・・・(ってこんな書き方では出版社もレーベルも分かってしまうではないか!)
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  by we_2006 | 2006-12-10 18:30 | 日常

最近のタイトルが長いという自覚がないわけではない

という長いタイトルを自覚的につけてしまいました(爆)

気が付けば師走に入って早1週間。
もういい加減寒くなってきているので、ここいらでスキンを変更します。

ということで、冬っぽいスキンを探して変更してみましたが、意外とシンプル。
でも上のメタリックな画像はカッコいいですねー。

話題は変わり。

「本格ミステリベスト10」に加え、「週刊文春ミステリーベスト10」も発表されたようで。
今日辺り「このミス」も店頭に並び始めるのではないかと。
正直なところ、前2つのランキングに比べると「このミス」は知名度が高いですから、書店側としても大々的に売り出してくるんでしょうね、やっぱり。ちょうど去年もそんな印象でした。
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  by we_2006 | 2006-12-08 16:09 | 日常

連日投稿は2ヶ月振り

「本格ミステリベスト10 2007」がもう発売になってたんですか・・・。
「このミス」と同じ7,8日ごろだと思ってました。

現在は昔のミステリや文庫落ち作品を中心に読んでいる(今年唯一の例外は米澤穂信氏の文庫書き下ろし作品「夏期限定トロピカルパフェ事件」)ので、最新作のリファレンス・ブックとしての「本ミス」よりも、ランキング本としての「本ミス」に私は興味を持っています。
3年後くらいに新書・文庫化されたときにも買う参考になりますし(っていうか単行本では買わないのですか?そうです、買いません。むしろ買えません。すみませんorz)

特に今回は10周年の総括ランキングもあるらしいので楽しみ。というかそっちの方が目当てだったりします。

普段は毎日のように本屋に通って(そして大抵の場合、店内をうろつくだけうろつき、何も買わずに店を去って)いるのですが、ここ数日は体調不良のせいもあって本屋から遠ざかっていました。
きっと明日には「本ミス」がどかどかと平積みで売られている風景を見られることでしょう。そう期待します。
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  by we_2006 | 2006-12-05 23:33 | 日常

芦辺拓 「殺人喜劇の13人」

読了しました。

10日かかりました。かなりのスローペース。

本作は栄えある第1回鮎川哲也賞受賞作ですが、本格ド真ん中でトリックも鮮やか。特にミスディレクションが良かったですね。後に伏線と整合してしまうのもお見事です。

そういう意味では読み応えのある作品ではありますが、同時代的な内容が多分にあって読みづらかったいうのも正直なところ。
ですが、稚気溢れる部分と妙な感傷を抱いてしまう不思議なラストを考えると、この文体も逆に著者の意図したような世界に効果的(というかむしろ必然)であったとも納得できますね。面白い世界観でした。

さて、次は何を読みましょうか・・・。
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  by we_2006 | 2006-12-04 23:44 | ミステリ

文庫背表紙の色は黄緑だった

ふと立ち寄った古本屋で、現在入手困難な中西智明氏の「消失!」(講談社文庫)を初めて見る。

「消失!」は氏のデビュー作で、その超絶的な消失トリックが評判となり、当時は新進気鋭の作家として注目されていたらしいのですが、1990年のデビュー以来、2作目は未だ刊行されず・・・。
そのまま著者も「消失!」してしまったのではないかという噂も立ったくらいで、ある意味伝説になってしまった感のある作品です。

というわけで品切れ状態になってしまっているこの本を手に入れることができたのは大きな収穫ですね。しかも奥付けを見てみると、初版でした。

で、この作品、文庫版では表紙に3Dが入っているんですね。3Dが表紙の小説なんて初めて見ます。早速焦点を合わせて像を浮かび上がらせてみたのですが、何の像なのか分からずorz
3Dが見えなくても本編は問題なく楽しめます、とカバー折り返しに書いてはあるのですが、それでも気になりますねぇ。本編を読めば何の像かピンとくるかも。
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  by we_2006 | 2006-12-01 21:13 | 文庫

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