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眠れない夜に書いたもの

昨日の夜はほとんど眠れませんでした。

かといって目が冴えているわけでもなく、言うなれば半覚醒、ボーっとした状態で横たわっていました。

こういう時は、頭の中をいろんなイメージが乱雑に浮かんでは消えていきます。
そのとき、もしこういう状態の中で、これらのイメージを思い浮かぶまま(あまり修正せずに)文章にしたらどうなるだろう、とふと疑問に思いました。
そこで、ふとんの中で携帯のメモ機能を使い、実際に文章を書いてみたのです。

一つ目の文章は以下。

お前の選択バサミどうしたの?い
や、それが取れちゃってさ、靴下
吊るせないんだよね。じゃあ靴下
はどうやって吊るしてるの?残り
のハサミを使ってるのさ。それよ
り問題はパンツだよ。パンツが一
枚干せなくなってしまったのだ。
これは思ったよりも深刻だ。我々
は取れてしまったという不可逆的
な事象を前にどのような「欠落の
修正」を実装するべきなのだろう
か。現実の選択バサミの概念モデ
ルと、既知のモデルを有する干し
竿への写像において、モデルの実
装及び枠組みの構造記述、制約等
を、集積化・体系化等実装的視野
で捉らえねばならん。

明らかに、前後半で書きたいことが違っています。前半はQ&Aなのに、後半は論文調。それだけでもかなり支離滅裂な文章になっているのですが、ツッコミどころは他にもあります。
まず、お分かりのように、
× 選択バサミ
○ 洗濯バサミ
です。この時点で私の脳がその大部分の活動を停止させていたことが分かります(笑)。
そして後半の「欠落の修正」。欠落は修正できないよね。敢えて直すなら「欠落した部分の修正」でしょうか。
次に「選択バサミ(原文ママ)の概念モデル」。洗濯バサミにそんな大層なものがついているかどうかも微妙ですが、それを「既知のモデルを有する干し竿への写像」としているのがなんとも。工学・数学的な用語を知ったかぶりで使っていますが、要するに「写像」といっても、取れてしまった洗濯バサミを干し竿にボンドとかで留めとけって話なんだと思います。
そしていよいよ分からないのが、「集積化・体系化等実装的視野」。一体どんな視野?
モデルを実装するのにはある程度の集積化・体系化は必要でしょうが、それにしてもかなりアヤシイ表現です。しかも「実装及び~を、~実装的視野で捉えねばならん」って、重複しちゃってます。
っていうか何故そもそも「選択バサミ(原文ママ)」なのか?そしてどうして問題の所在を「パンツ」に置いたのだろう?謎です。半分夢を見ていたのでしょうか?

眠いときに文章を書くとこんな妙なものになってしまうんですね。


で、続いて書いた2つ目の文章が以下。

ナンシーの海王星が消失してから
もう2年が経つ。彼女は光粒子を
感知できるブルドーザーの商業利
用で巨万の富を得ていたが、2年
前の彼女の記憶が超高速粒子タキ
オンの存在を予言させ、彼女を統
一理論の聖域へと誘い出した。そ
れは、クレタ島が嘘つきであった
ころより変わることなく、金星の
自転軸の軌道に対する振る舞いが
一端の真理を現すような、神々し
い瞬間に立ち会う全人類的な権利
を有したことを示していた。

謎な表現が頻出していますが、とりあえず1つ目の文章よりは整っています。おそらく、何かSF的な文章を書きたかったと推察されます。
まずは
× 超高速粒子
○ 超光速粒子
タキオンは「超光速」粒子です。「超高速」で済まされる速さではありません。
次に「光粒子を感知できるブルドーザーの商業利用で巨万の富を得」。何故にブルドーザー?しかもそれを「商業利用」して「巨万の富を得」たわけですか。どうやって儲けたんだ?
最後は「金星の自転軸の軌道に対する振る舞いが一端の真理を現すような、神々しい瞬間に立ち会う全人類的な権利」。
比喩がものすごくよく分からない。「金星の自転軸の軌道に対する振る舞い」というのも実のところよく分からない。
さらに「真理を現すような」が、「瞬間」に掛かっているのか「権利」に掛かっているのか不明。こうなると意味が取れません。
それに「神々しい瞬間に立ち会う全人類的な」ということは、神々しい瞬間に立ち会うことが全人類的だということを示しているわけで・・・、果たしてそうだろうか?

というか自分で書いた文章にここまでツッコミを入れられるのいうのも滅多にないのではないだろうか。
というかこんなことして遊んでいる自分にちょっと嫌気がささないでもない。
というかふとんの中では大人しくして寝ましょう。
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  by we_2006 | 2006-11-29 14:21 | 雑感

ちょっと遅いですがバトンを・・・

マイミクの灯さんのところから貰ってきました。

最近、ネタ枯渇状態が続いていたので、有難く頂戴させて頂きます。

ではさっそく。


■ルール
廻してくれた人から貰った『指定』を『 』のなかに入れて答える。

指定は『ミステリ』でした。

◆最近思う『ミステリ』

昔の作品を漁ってばかりなので、最近のミステリの動向はあまり分からないのが正直なところ。いろいろ論争等があるみたいですが・・・。

◆この『ミステリ』に感動

麻耶雄嵩「翼ある闇」かな?
まさにミステリの大伽藍ってやつですね。
最近だったら岡嶋二人の「そして扉が閉ざされた」なども。

◆直感てきな『ミステリ』

「ミステリ」という言葉に対するイメージは最初と大部変わっているのですが、今のイメージだと

もわ~ん、(その後)スラッ、もわ~ん

みたいな感じですかね。
抽象的ですか?そうですね。すいませんorz

◆好きな『ミステリ』

密室もの。論理重視。どんでん返し。ギミック満載。(結末はともかく)大風呂敷を広げているもの。

◆こんな『ミステリ』は嫌だ

実はミステリじゃなかった。

◆『ミステリ』がこの世になかったら

別ジャンルの小説に傾倒していたか、もしくは小説は読まなかったか。

◆次まわす人とワード

好きに持ってって下さいな。
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  by we_2006 | 2006-11-26 19:32 | ミステリ

鮎川哲也 「五つの時計」

読了しました。

本格の巨匠、鮎川哲也氏の短編集。創元推理文庫版。

長編の合間に読むようにしていたのですが、「合間で読む」にはあまりにも密度が濃すぎて、結局これがメインになってしまいました(笑)


いやもう満腹です。満足です。まさに「ベスト・セレクション」ですね。

特に表題作の「五つの時計」には驚愕しました。これだけ精緻で複雑なトリックを短編で成し遂げるなんて・・・。初めて読む鮎川作品がこの「五つの時計」だったということは幸福ですね。


どれも厳選された短編ばかりなのですが、気に入った作品を挙げさせてもらうならば、「五つの時計」、「道化師の檻」、「薔薇荘殺人事件」、「急行出雲」あたりです。
「薔薇荘~」は1番のお気に入りです。王道のフーダニットもので、問題編・解答編があって、といかにもな感じなのですが、それもまた好きですし(花森氏の解答も興味深い)、そのための些か大げさなギミック(「黒死館」とか「ユダの窓」とか)を入れているのも私好みなんですね。もちろんトリックも。

アリバイものに強いと言われる鮎川氏ですが、密室ものや倒叙ものの構成も鮮やか。星影龍三シリーズは良いですねー。探偵の性格と世界観は好みです。

なんか自分の嗜好があぶり出されたような感じですね。
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  by we_2006 | 2006-11-23 19:55 | ミステリ

雨の日は

自転車が使えないので、買い出しに行くのに徒歩で片道25分かかる。

これがまあまあ面倒くさくて、本当に家の前にコンビニでも出来てくれないかな・・・と夢想することもあるわけで。


しかし考えてみるとこの状況、実家と比べてみると格段に恵まれている。

だってスーパーへ行くのに車で行かなくていいわけだし、本屋へ行くのに他町まで行かなくていいわけだし、電気屋へ行くのに車で30分かけなくていいわけだし、学校行くのに川の対岸にある駅まで行って40分かけて最寄りの駅まで電車に揺られてそれからまた自転車で川を渡って20分かけて行かなくていいわけだし、映画館へ行くのに山間を越えて他県まで行かなくていいわけだし。


こう書き連ねていくと、うちの実家って気持ちいいくらいに田舎だったんだねぇ、と感じる(しみじみ)

そうですよ、自転車で行ける範囲に本屋や電気屋や大きなスーパーがあるなんて夢のようなんですよ(実際、高校生のときまでは本当に夢だったなぁ)

というわけで、この恵まれた環境を噛み締めながら、今日もてくてく25分かけてスーパーまで歩くわけなのです。
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  by we_2006 | 2006-11-20 21:57 | 日常

小森健太朗 「ローウェル城の密室」

読了しました。

いやあ、久しぶりに何ともいえない微妙な気分にさせられた作品ですね(いろんな意味で)。

本作は、1982年の江戸川乱歩賞の最終候補に残ったというもの。
そして、作者の小森健太朗氏は当時16歳(応募当時は別名義)で、史上最年少での乱歩賞最終候補入りになったということと、どうやら「前代未聞」のトリックが使われているらしいということが、かなり話題をさらったそうです。

確かにトリックは「前代未聞」と言えるでしょうね。正直なところトリックに対する評価は芳しくないのもあるようですが、私は素晴らしいトリックだと思っています。

おそらく私自身の一つの傾向として、こういうある意味極北を突き進んでいくようなものを好むというのがあると思います。
まあ好きなのは好きなんですが、やはりそれと同時に、こういうのは激しく賛否が分かれるんだろうなぁ、とも感じてしまうのですね。自分が好きなんだからそれでいいっちゃいいんですが。

ただ、前半部分が少し冗長かなと。事件が起きるのが全体の3分の2を過ぎてからというものちときついですね。
でも読み終わった後で、この奇妙なテンポの前半部分も、これはこれで面白いかなと感じてしまうんです。この妙な居心地の悪さも、実は作者の企みの内なのではないかと思えてしまうくらいに。
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  by we_2006 | 2006-11-17 16:16 | ミステリ

東京創元社は今復刊ラッシュ

ですよね。思えば。

今月も確か創元推理&SF文庫の復刊フェアをしてましたね。A・アシモフの「ABAの殺人」とかディクスン・カーの「アラビアン・ナイトの殺人」とかその他諸々。

来月も復刊フェアをするようです。ミステリだったら、ディクスン・カーの「盲目の理髪師」が出るようです。

海外ものばかりじゃありません。最近の東京創元社は、国内の、実質品切れとなっているような文庫作品の刊行にも意欲的なようです。
例えば、シリーズと銘打たれているものだけでも、多島斗志之(多島斗志之コレクション)、樋口有介(柚木草平シリーズ)、戸板康二(中村雅楽探偵全集)などがあります。
その他に、柳広司作品もすでに2作品出ています。来月は佐々木丸美作品も、復刊の動きに合わせて刊行されるようです。


現在ではなかなか著作が手に入らない作家の作品を、こうして文庫化してくれるのは非常に嬉しいですね。刊行されたのを機に、新しい読者も少なからずつくでしょうし、そういう意味でもかなり意義のあることだと思います。
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  by we_2006 | 2006-11-14 18:22 | 文庫

カスタマイズ RING

どうやらここ最近の強風で自転車が倒れてしまったようで。

ハンドル近くに付いている鈴が、止め具ごとパキッっと外れていました。

幸いにも、といえるかどうか微妙ですが、壊れたのは止め具だけで鈴はちゃんと鳴ります。
つまりこの鈴、どこにでも持ち運びが可能になったというわけ。
家でもリンリン、外でもリンリン、どこでもリンリン♪

・・・・・・orz

どっちにしろ付け替えてもらわにゃならん。
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  by we_2006 | 2006-11-12 22:03 | 日常

文庫化される吉川英治文学新人賞作品とたぶん文庫化されるであろう直木賞作品

「最新文庫化情報」を更新しました。

今回の注目文庫は伊坂幸太郎氏の「アヒルと鴨のコインロッカー」加賀美雅之氏の「双月城の惨劇」
「アヒルと~」の方は映画化もされるみたいで。そういえば「陽気なギャングが地球を回す」も映画になってましたね。
「双月城~」は加賀美氏のデビュー作で、初の文庫化。Kappa-One出身の人なので、期待大ですね。

と言ってみたものの、今は積ん読が凄まじい状態になっているので、しばらくは何も買わんでしょうな。
とりあえず文庫化のアンテナだけは張り巡らせているつもり。


そしてまあ、やはりというか、戸板康二氏の「團十郎切腹事件」の刊行はまたもや来月に延びていました。もう半年ぐらい「近刊」の欄に載っている気がします。
もうすごく気になります。一体いつ刊行されるのかが。
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  by we_2006 | 2006-11-10 16:13 | 文庫

ヒュオオオォォォォォ

寒。そして強風。

こんなに寒くなるなんて私は聞いていないぞorz

体に堪えます。


ここ数年で、私は急に寒がり体質になったと思う。
一応北国で育ったので、氷点下十何度というのも体験しているし、雪が深く積もる中を登校したこともある。

寒さには慣れているはずなのだが、今はもうこれぐらいの気温になると体がサムイヨー サムイヨーと言っているのが聞こえる。

昔は冬が大好き(今も嫌いではないが)で、寒いのも大好きだった。
年明けの一番寒い時期になると、肌を刺すような冷たい空気がときどき昔を思い起こさせて、やっぱり冬はいいなぁと感じるときもある。けれどそんな気持ちになるのは極一瞬、そして年に数回である。結局それ以外のほとんどの時間、私の体はサムイヨー サムイヨーと言っているのである。

まああれですね。10年以上も南国にいれば寒さへの耐性もなくなるっちゅうもんです。
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  by we_2006 | 2006-11-07 18:20 | 日常

スキン変更最大4時間の遅れ

というわけで(どういうわけ?)、スキンをほぼ2ヶ月ぶりに変更してみました。

秋、といってももう終盤。
あと何日か経てば気温もぐっと下がり、冬らしい日が訪れることでしょう。

ということで、たぶんこのスキンの寿命は短いです、はい。
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  by we_2006 | 2006-11-05 19:21 | その他

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE