カテゴリ:文庫( 39 )

 

文庫化と三大奇書もしくは四大奇書

いやー、サボったサボった、このブログ。

実に1ヶ月半振りのブログ更新です。
なんかすいません。

というわけで(強引だな)、「来月の文庫化情報」を更新しました。


個人的な注目文庫は以下。


「さまよう刃」 東野圭吾 角川文庫
「黒死館殺人事件」 小栗虫太郎 河出文庫
「彩紋家事件 後編」 清涼院流水 講談社文庫
「子供たちは夜と遊ぶ(上)」 辻村深月 講談社文庫
「子供たちは夜と遊ぶ(下)」 辻村深月 講談社文庫
「セリヌンティウスの舟」 石持浅海 光文社文庫
「江戸川乱歩と13人の新青年 〈文学派〉編」 ミステリー文学資料館編 光文社文庫
「密室の鎮魂歌」 岸田るり子 創元推理文庫
「六月六日生まれの天使」 愛川晶 文春文庫


ほほう。あの「三大奇書」のひとつ、「黒死館殺人事件」が河出文庫から出るのですか。
考えてみれば、「黒死館殺人事件」だけが入っている文庫って(現在新刊で入手可能なものは)なかったですからねぇ。

三大奇書の他の2作はどうなんでしょう?

夢野久作「ドグラ・マグラ」は角川文庫から上下巻で入手可能。
それとちくま文庫の「夢野久作全集」の第9巻として「ドグラ・マグラ」が単発で入ってます。これも入手可能。
それと創元推理文庫の「日本探偵小説全集」の第4巻「夢野久作集」がありますねぇ(これは「ドグラ・マグラ」の他にも作品が収録されていますが)

中井英夫「虚無への供物」は講談社文庫から上下巻で入手可能。2004年に新装版で分冊化したのは記憶に新しい。
あとは、「創元ライブラリ」という文庫サイズのレーベルの「中井英夫全集」の第1巻として、「虚無への供物」が単発で入ってますね。これも大きな書店へ行けば入手可能。

ちなみに小栗虫太郎「黒死館殺人事件」は、創元推理文庫の「日本探偵小説全集」の第6巻「小栗虫太郎集」で読めますね(これも他の小栗作品が収録されていますが)

ということは、来月に河出文庫から「黒死館殺人事件」が出れば、

①文庫である
②その作品だけが入っている
③新刊書店で入手可能である
④分冊化されていない(上下巻などに分かれていない)

これらの条件を満たす「三大奇書」が出揃う、というわけですな。


夢野久作 「ドグラ・マグラ」 ちくま文庫
小栗虫太郎 「黒死館殺人事件」 河出文庫
中井英夫 「虚無への供物」 創元ライブラリ


ん~、壮観ですなぁ。

自称文庫マニアの私としては、ちょっと揃えてみたくなってきましたね(別の文庫でもう持ってるけど)

それに、俄然読みたくなってきましたね(←読んでないのかよ)


後は竹本健治「匣の中の失楽」があれば完璧なんだけどなぁ(四大奇書が揃う)

講談社文庫はとうの昔に品切れ中だし、2002年に出た双葉文庫版「匣の中の失楽」も品切れ中。
でも講談社ノベルス版では入手可能、という不思議な状態なんですよね。


ん~、まあ、竹本健治氏の文庫自体なかなか見ないですし、古本屋で見つけただけでもラッキーな部類ですからねぇ(ウロボロスシリーズの文庫は未だに見たことがないですし)

文庫で復刊、なんてのはゼイタクなのかな、トホホ・・・・・・。
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  by we_2006 | 2008-04-12 23:55 | 文庫

謹賀新年と文庫化

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


最近、文庫化の話しかしてないような・・・・・・。

ともあれ、来月の「文庫化情報」を更新しました。


個人的な注目文庫は


「ウェディング・ドレス」 黒田研二 講談社文庫
「完全犯罪に猫は何匹必要か?」 東川篤哉 光文社文庫
「扉は閉ざされたまま」 石持浅海 祥伝社文庫
「犬はどこだ」 米澤穂信 創元推理文庫
「死神の精度」 伊坂幸太郎 文春文庫


「扉は閉ざされたまま」の文庫化は意外でした。そうか、もう3年経つのか・・・・・・。

一方、黒田氏の「ウェディング・ドレス」は7年半越しの待望の文庫化。これは長かったですねぇ。

東川氏は文庫化第3弾。要チェックです。

「犬はどこだ」と「死神の精度」も気になるなぁ・・・・・・。
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  by we_2006 | 2008-01-09 15:24 | 文庫

来年の文庫化

「文庫化情報」を更新しました。


個人的な注目文庫は

「魔女の隠れ里 名探偵夢水清志郎事件ノート」 はやみねかおる 講談社文庫
「fの魔弾」 柄刀一 光文社文庫
「旧宮殿にて」 三雲岳斗 光文社文庫
「月読」 太田忠司 文春文庫

あたりでしょうか。


それと今年のミステリランキングも出揃いましたね。
今年は早川書房(ミステリマガジン編集部)から「ミステリが読みたい!」というランキング本も創刊されました。

この「ミス読み」の特徴としては、

・海外部門に重きを置いている。
・読者による票と識者による票をまとめてランキングにしている。
・復刊・新訳のものが受ける傾向にある。

2番目は特殊で、読者による票が入ることになるので、少し毛色の違う作品などがランクインされていたりもします。まあ、ここらへんは賛否両論あると思われますが・・・。

はたしてこれからどういう位置付けになっていくのでしょうか。
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  by we_2006 | 2007-12-20 16:32 | 文庫

新装版 文庫化

「文庫化情報」を更新しました。


個人的な注目文庫は以下。


「山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー」 山口雅也編 角川文庫
「新装版 猿丸幻視行」 井沢元彦 講談社文庫
「新装版 ぼくらの時代」 栗本薫 講談社文庫
「21世紀本格宣言」 島田荘司 講談社文庫
「天啓の器」 笠井潔 創元推理文庫
「少女には向かない職業」 桜庭一樹 創元推理文庫


e-novelsでも確認しましたが、「山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー」は、刊行が遅れて来月になったようで。楽しみにしてます。


おお。「猿丸幻視行」も「ぼくらの時代」も乱歩賞受賞作じゃないですか。
先月も「十角館の殺人」が新装版で出ましたが、名作ミステリを新装版で出すムーブメントでも起こっているのでしょうか?


島田荘司氏の「21世紀本格宣言」は内容が分からず。タイトルからして小説ではなさそう。評論かアンソロジーなのだと思うのですが・・・。


「天啓の器」は待望の(2次)文庫化、「少女には向かない職業」はついに文庫化、な感じ。
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  by we_2006 | 2007-11-12 23:25 | 文庫

再びのスキン変更と文庫化

もう秋ですよね。そうですよね。

というわけで、スキンを秋仕様に変更。


そして「文庫化情報」を更新。


個人的な注目作を挙げてみると、

「暗黒館の殺人(3・4)」 綾辻行人 講談社文庫
「彩紋家事件 前編 極上マジックサーカス」 清涼院流水 講談社文庫
「彩紋家事件 中編 下克上マスターピース」 清涼院流水 講談社文庫
「魔術王事件(上・下)」 二階堂黎人 講談社文庫
「φは壊れたね」 森博嗣 講談社文庫
「リピート」 乾くるみ 文春文庫

「彩紋家~」は予想外の3分冊化とのこと。うそーん。
そして森氏のGシリーズもついに文庫化・・・。森文庫の刊行ペースは私の読書ペースを超えている・・・!っていうか私も読むのが遅いんですがね。

「リピート」は気になりますねぇ。単行本のときから注目していた作品だったし。


・・・今日あたりから、今月分の講談社文庫新刊が書店に並ぶだろうか?
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  by we_2006 | 2007-10-16 00:11 | 文庫

スキン変更と文庫化

夏もそろそろ終わり、過ごしやすい秋が近づいてくる。

そんなわけで、スキンを「夏の終わり」仕様に変更。


そして話題は変わり。


「文庫化情報」を更新しました。


いや~、来月の文庫化ラインナップは凄い!個人的な注目作を挙げてみると、


「暗黒館の殺人(1・2)」 綾辻行人 講談社文庫
「本棚探偵の回想」 喜国雅彦 双葉文庫
「硝子のハンマー」 貴志祐介 角川文庫
「『クロック城』殺人事件」 北山猛邦 講談社文庫
「生首に聞いてみろ」 法月綸太郎 角川文庫
「螢」 麻耶雄嵩 幻冬舎文庫
「山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー」 山口雅也編 角川文庫


何せ綾辻・法月・麻耶で、京都の寡作家三人衆が出揃ってますからね~。
北山猛邦作品も初の文庫化。メフィスト賞受賞作がどんどん文庫化されていってます。
2004年度の「本格ミステリ・ベスト10」で第5位だった「硝子のハンマー」も気になりますし。

この他にも、今をときめく新鋭・道尾秀介氏の初文庫化作品や、島田荘司氏、京極夏彦氏の文庫も登場。ミステリファン(特に文庫で読む方)にとっては、来月は悶絶ものでしょうな。


そんな、話題作が目白押しなラインナップですが、実は、私が一番気になっているのは「山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー」なのでありました。
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  by we_2006 | 2007-09-12 18:06 | 文庫

ぶぶぶ文庫化

研究が忙しい。でもミステリも読みた~い。
増え続ける積ん読。この焦りに対しては、もはや新境地に達してしまったようである。これすなわち開き直り(愚)
でもエッセイとか評論とか、本自体は読んでいる。なのに、ミステリは、ミステリわぁぁぁ・・・orz


というわけで(?)、「文庫化情報」の、来月の文庫化情報を更新しました。


今回の注目作はコレ↓

「三人目の幽霊」 大倉崇裕 創元推理文庫

おおおぉ6年越しの文庫化ですよおぉ!
文庫読者にとっては「待ちに待った」作品なんではないでしょうか。

それにしても東京創元社は文庫落ちまでの期間が長い・・・。たとえば去年の光原百合氏の「時計を忘れて森へ行こう」(98年刊。去年文庫化)とか、剣持鷹士氏の「あきらめのよい相談者」(95年刊。05年文庫化)とか。

どうでしょう、東京創元社さん。「三人目の幽霊」が6年越しに文庫で出たことだし、そろそろ村瀬継弥氏の「藤田先生のミステリアスな一年」(95年刊)も文庫化してもらえないかな~・・・なんて。

まあ、創元推理文庫でなくても良いんですけどね。どこか文庫化してくださいm(_ _)m


後は綾辻氏の「最後の記憶」が文庫化(綾辻文庫が出る度に思うのは、「暗黒館~」が文庫になるとき、あのぶ厚さに、どうけじめをつけるのだろうということ。余計なお世話ですが)。それと東川篤哉氏の文庫第2弾、「密室に向かって撃て!」も楽しみ。
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  by we_2006 | 2007-05-10 19:10 | 文庫

本格ミステリ大賞受賞作の文庫化

「文庫化情報」で、来月の文庫化情報を更新しました。


今回の注目文庫はコレ↓

「葉桜の季節に君を想うということ」 歌野晶午 文春文庫

ようやく出ましたか。叢書「本格ミステリマスターズ」は順次文庫化されていたのですが、なぜかこの「葉桜~」は飛ばされていたんですよね~。

まあ、「このミス」でも「本格ミステリ・ベスト10」でも1位で、推理作家協会賞も本格ミステリ大賞も取った話題作だから、出し惜しみしたくなる気持ちも分からないではないですが(それとも普通に文庫落ちが遅れただけなのでしょうか?)


他は伊坂幸太郎、石持浅海、鳥飼否宇、舞城王太郎などなど。


そして、麻耶雄嵩の「名探偵 木更津悠也」が出るぞ~~
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  by we_2006 | 2007-04-13 22:30 | 文庫

「本格ミステリベスト10」2004年6位の文庫化

「文庫化情報」で、来月の文庫化情報を更新しました。

今回の注目は何といっても

「イニシエーション・ラブ」 乾くるみ 文春文庫

でしょう。叢書「ミステリー・リーグ」の、文春での文庫化はこの作品が初めてですね。楽しみです。

あと、個人的な他の注目文庫は、

「キャラねっと完全版 愛$探偵ノベル」 清涼院流水 角川文庫
「Q&A」 恩田陸 幻冬舎文庫
「霧舎巧傑作短編集」 霧舎巧 講談社文庫
「消えた奇術師」 鮎川哲也 光文社文庫
「グリーン車の子供」 戸板康二 創元推理文庫

辺りでしょうか。京極夏彦氏の直木賞受賞作、「後巷説百物語」も文庫で出ますね。

霧舎巧氏の「霧舎巧傑作短編集」は、至極分かりやすいタイトルですね~。逆に最近の作品だと、こういうタイトルは珍しいかも。
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  by we_2006 | 2007-03-10 20:12 | 文庫

文庫のメフィスト賞受賞作と直木賞受賞作

来月の「文庫化情報」を更新。

佐藤友哉氏の「フリッカー式」が文庫になるんですねぇ・・・。ノベルスが出てから、もう5年は経ってますね。

でも、記憶は不確かですが、この「フリッカー式」の文庫化の話、去年も出ていたような気が・・・。
あのときは立ち消えになっちゃったんでしょうか?

今回は無事に刊行されてほしいものです。


加えて。


このブログで2回ほどいじり続けて来た、「團十郎切腹事件」の文庫化の話。
どうやら今月、ようやく刊行されるみたいですね。東京創元社のサイトにもちゃんと「今月の新刊」で載ってるし。

この表題作の「團十郎切腹事件」、短編にしては珍しい、ベッド・ディテクティブものらしいです。気になりますなぁ。


「團十郎切腹事件」を始めとする「中村雅楽」シリーズ。他に有名なものといえば、「車引殺人事件」とか「グリーン車の子供」辺りでしょうか。

などと語ってみましたが、私も知っているのはタイトルのみで、内容は読んでおらず(愚)。

こういう周辺知識だけが妙に増えており、肝心の読書が出来ていない、今日この頃・・・。
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  by we_2006 | 2007-02-14 17:44 | 文庫

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