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候補作

第8回本格ミステリ大賞の候補作が決まったようです。


小説部門は、

有栖川有栖 「女王国の城」
歌野晶午 「密室殺人ゲーム王手飛車取り」
柄刀一 「密室キングダム」
三津田信三 「首無しの如き祟るもの」
米澤穂信 「インシテミル」


有栖川氏は「マレー鉄道の謎」、「スイス時計の謎」に続いて3回目のノミネート。
柄刀氏は「ゴーレムの檻」、「時を巡る肖像」に続いての3年連続3回目のノミネート。
歌野氏は「葉桜の季節に君を想うということ」で第4回の大賞を受賞しています。
三津田氏、米澤氏は初のノミネート。

このラインナップは凄い!どの作品が大賞になってもおかしくないですよ、これは!(ってどの作品も読んでない奴が言うかw)


評論・研究部門は、

石上三登志 「名探偵たちのユートピア」
小森健太朗 「探偵小説の論理学」
法月綸太郎 「法月綸太郎のミステリー塾(日本編・海外編)」


小森氏は第2回の「『妾の罪』における叙述トリックの位相」以来、2回目となるノミネート。
石上氏は初のノミネート。
法月氏は小説部門では大賞を受賞(「生首に聞いてみろ」)していますが、評論・研究部門では初のノミネート。

決定するのは5月頃になるのでしょうか。楽しみです。

  by we_2006 | 2008-02-12 19:20 | ミステリ

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