山口雅也:編 「山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー」

いやぁ、久々の読了です。


いやあ、このアンソロジーは凄まじい!
この中の短編群だけで何度カタルシスを感じたことか・・・。

特に後半にある短編は、どれをとっても一級品。
リドル・ストーリー、幻の本格作家、密室・・・・・・。

中でも「密室の競演」と題された章は、ミステリマニアの方でも大満足できる短編群ばかりでしょう。ミステリ初心者の私は悶絶しっぱなしでした。


お気に入りは、

ジェイムズ・パウエル 「道化の町」
坂口安吾 「ああ無常」
フランク・R・ストックトン 「女か虎か」
エドワード・D・ホック 「謎のカード事件」
宮原龍雄 「新納の棺」
スティーヴン・バー 「最後で最高の密室」
土屋隆夫 「密室学入門 最後の密室」
アイザック・アシモフ 「真鍮色の密室」


「ああ無常」の圧倒さ、「新納の棺」・「最後で最高の密室」の驚愕トリック、ホックが提出した絶妙な解答、土屋隆夫のプロットの冴え、アシモフのアイデアの奇抜さ・・・・・・どれをとっても、とびきりの傑作でしょう、これは。
もう、大大大満足です!


さて、これで、角川文庫から出ている新本格作家(有栖川有栖・北村薫・法月綸太郎・山口雅也)による「本格ミステリ」のアンソロジーは4冊とも読破したことになりました。

ホント、世の中にはいろんなミステリがあるもんだ。
だから、ミステリは止められない。
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  by we_2006 | 2008-02-03 13:19 | ミステリ

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