北村薫:編 「北村薫の本格ミステリ・ライブラリー」

読了しました。

といってもこれを読み終えたのは先月の中旬。

感想を書くのを忘れていたわけではないけれど、サボっていたわけでもない(苦しい言い訳)


実は、北村氏の著作はまだ読んだことがなく、編著から読むという変則技(?)をしてしまったわけですが、これは同時期に出された有栖川有栖:編の「有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリー」の中に収録されている短編の中に、本作に収録されているローレンス・G・ブロックマン著「やぶへび」のトリックに言及している箇所があったためなのです。

つまり上記の有栖川さんのアンソロジーを先に読んでしまうより、北村さんのアンソロジー(本作)を先に読んだ方がネタバレしなくて済む、ということなんですねぇ~。

とまあ、苦しい言い訳が続いていますが(汗)


このアンソロジーの中で特に圧巻だったのが、前半の密室もの3作と最後にある「ジェミニー・クリケット事件(アメリカ版)」。
ちなみに「ジェミニー~」は初読だったので、イギリス版との違いというより、普通に「こりゃすごい」と思えた作品です。

法月氏のアンソロジーとはまた別の意味でマニアックで(西條八十の作品が入っていたりする)、重厚な「本格」味を堪能させていただきました。


お気に入りは、

レナード・トンプスン 「スクイーズ・プレイ」、「剃りかけた髭」
深見豪 「ケーキ箱」
クリスチアナ・ブランド 「ジェミニー・クリケット事件(アメリカ版)」


個人的には、「剃りかけた髭」が好み。
「ジェミニー~」は「人も知る名作中の名作」なのだそうで。知りませんでした。そりゃすごいはずだ。自分の勉強不足っすね。
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  by we_2006 | 2007-10-29 22:47 | ミステリ

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