我孫子武丸 「メビウスの殺人」

読了しました。

5日間も沈黙していたのは、これと「0の殺人」読んでいたからで・・・(というのは30%嘘で70%は本当)

「8の殺人」「0の殺人」とはかなり違った要素を盛り込ませています。そして挑戦的なことをやっていますね。(どういうことかは読み始めればすぐに分かると思いますが)

トリックのメインテーマは「ミッシング・リンク」といってよいと思いますが、作る側にとって、ミッシング・リンクは一番やりにくいものではないでしょうか、と自分で勝手にそう思っております。
しかし、本作はレッドへリングや構成を巧みに使って、この「ミッシング・リンク」のテーマで読者を最後まで欺かせることに成功していると思います。

そして注目すべきは「殺戮にいたる病」に繋がっているらしいサイコ・サスペンス的な要素が含まれていること。本作を読んでから我孫子氏の代表作「殺戮にいたる病」を読んで、一つの流れを俯瞰してみるのも一興かも知れません。(斯く言う私も、「殺戮にいたる病」をまだ読んでいないんですけどね・・・orz)

さて、我孫子氏の著作を続けて読んだところで、次は何を読みましょうか・・・。
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  by we_2006 | 2007-01-22 09:02 | ミステリ

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