芦辺拓 「殺人喜劇の13人」

読了しました。

10日かかりました。かなりのスローペース。

本作は栄えある第1回鮎川哲也賞受賞作ですが、本格ド真ん中でトリックも鮮やか。特にミスディレクションが良かったですね。後に伏線と整合してしまうのもお見事です。

そういう意味では読み応えのある作品ではありますが、同時代的な内容が多分にあって読みづらかったいうのも正直なところ。
ですが、稚気溢れる部分と妙な感傷を抱いてしまう不思議なラストを考えると、この文体も逆に著者の意図したような世界に効果的(というかむしろ必然)であったとも納得できますね。面白い世界観でした。

さて、次は何を読みましょうか・・・。
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  by we_2006 | 2006-12-04 23:44 | ミステリ

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