歌野晶午 「長い家の殺人」

読了~。

巻末にある島田荘司氏の推薦文には、歌野氏がデビューするまでの経緯についての詳細が記されていますが、それに記されている経緯から本当に出来上がったのかと疑ってしまうくらい、とても精緻な作品ですね。

綾辻氏や我孫子氏など、同時期の作家のデビュー作と比べるとややインパクトに欠けるかな?というところは感じなくはないです。
が、やはりトリックは最高級。読者の興味を充分に惹きつけるものだと思います。

歌野氏は以降、作品を重ねていくごとに深みを増していき、近年の作品では協会賞や本格ミステリ大賞を受賞するなど、かなりの定評がある、とのこと。

次作以降では、歌野作品がどのように円熟していくのか、そのあたりも楽しめながら読めそうです。
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  by we_2006 | 2006-06-10 18:13 | ミステリ

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