文月の文庫化

というわけでいつものごとく「本やタウン」より、来月文庫化される予定のなかで気になるものをピックアップ。


「退出ゲーム」 初野晴 角川文庫
「ヴィーナスの命題」 真木武志 角川文庫
「山田風太郎ベストコレクション(2) 虚像淫楽」 山田風太郎 角川文庫
「遠まわりする雛」 米澤穂信 角川文庫
「xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル」 西尾維新 講談社文庫
「レイニー・パークの音」 早瀬乱 講談社文庫
「NECK」 舞城王太郎 講談社文庫
「宛先不明」 鮎川哲也 光文社文庫
「舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵」 歌野晶午 光文社文庫
「ふたり探偵」 黒田研二 光文社文庫
「会津・リゾート列車殺人号」 辻真先 光文社文庫
「六人の女王の問題」 法月綸太郎 光文社文庫
「シャーロック・ホームズに再び愛をこめて」 ミステリー文学資料館編 光文社文庫
「ラットマン」 道尾秀介 光文社文庫
「回転木馬」 柴田よしき 祥伝社文庫
「道具屋殺人事件」 愛川晶 創元推理文庫
「ホペイロの憂鬱」 井上尚登 創元推理文庫
「ボーナス・トラック」 越谷オサム 創元推理文庫
「少女Aの殺人」 今邑彩 中公文庫
「最後の一球」 島田荘司 文春文庫
「もう誘拐なんてしない」 東川篤哉 文春文庫
「虎の牙」 モーリス・ルブラン ポプラ文庫
「消えた宝冠」 モーリス・ルブラン ポプラ文庫
「魔女とルパン」 モーリス・ルブラン ポプラ文庫



来月は本格ミステリ充実のラインナップ!特に光文社文庫は凄まじい。


鮎川哲也『宛先不明』の復刊は嬉しい。光文社の「鮎川哲也コレクション」はまだ続いていたんですねぇ。これは鮎川長編全復刊も夢ではない?あと2作『積木の塔』と『死者を笞打て』のみ。個人的にはノンシリーズである『死者を笞打て』を希望したい。


法月綸太郎『六人の女王の問題』。副題に「犯罪ホロスコープⅠ」と付いているように、十二星座をひとつずつモチーフにしたパズラー短編6編を収録。残りの6編も連載が続いているそうなので、そう遠くない時期に出るようです。


黒田研二『ふたり探偵』。『ウェディング・ドレス』『ペルソナ探偵』に続きクロケン文庫化3作目。個人的には次に、本格ミステリとしての評価が高かった『硝子細工のマトリョーシカ』の文庫化を是非していただきたい。


他にも光文社文庫は、歌野晶午『舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵』、辻真先『会津・リゾート列車殺人号』、道尾秀介『ラットマン』と豪華なラインナップです。


島田荘司『最後の一球』(文春文庫)。月刊「島田荘司」(刊行ペースが月1ペース)だったときの作品のひとつ。


米澤穂信『遠まわりする雛』(角川文庫)は古典部シリーズの短編集。シリーズ第4長編『ふたりの距離の概算』も近いうちに出るようで。


初野晴『退出ゲーム』(角川文庫)。初野氏の知名度を押し上げた、傑作と評判のミステリが遂に文庫に。これも楽しみ。


今邑彩『少女Aの殺人』(中公文庫)はなんと15年越しの文庫化。これも書店で仕掛けられている『ルームメイト』の効果なのでしょうか。


ポプラ文庫からは、怪盗ルパン全集シリーズ隔月刊行第4弾。『虎の牙』は前回の刊行予定に出ていましたが、結局来月に延びたようです。


西尾維新『xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル』(講談社文庫)はまたまたまた刊行延期。いつになったら本当に出るのやら…


愛川晶『道具屋殺人事件』(創元推理文庫)は神田紅梅亭寄席物帳シリーズの第1弾。これも評価の高かった落語ミステリです。
創元推理文庫は落語がテーマの作品が多いですね。大倉崇裕『三人目の幽霊』『七度狐』や北村薫氏の「円紫さんと私」シリーズ。落語ミステリの草分け的レーベルと言っても過言ではないかも?


あと特に気になるのは、井上尚登『ホペイロの憂鬱』(創元推理文庫)、越谷オサム『ボーナス・トラック』(創元推理文庫)、早瀬乱『レイニー・パークの音』(講談社文庫)など。


(追記)6/19

ミステリー文学資料館編『シャーロック・ホームズに再び愛をこめて』(光文社文庫)を忘れていたのでリストに追加。『シャーロック・ホームズに愛をこめて』に続く、国内のホームズパスティーシュ作品のアンソロジーです。


(さらに追記)7/3

東川篤哉『もう誘拐なんてしない』(文春文庫)と真木武志『ヴィーナスの命題』(角川文庫)をリストに追加。
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  by we_2006 | 2010-06-13 14:15 | 文庫

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