第10回本格ミステリ大賞決定!

今日行われた第10回本格ミステリ大賞の開票式。今年の大賞受賞作が決まりました。ソース元は http://mainichi.jp/select/today/news/m20100516k0000m040015000c.html


小説部門:

  『密室殺人ゲーム2.0』 歌野晶午
  『水魑の如き沈むもの』 三津田信三

評論・研究部門:

  『戦前前後異端文学論』 谷口基


小説部門では上記2作が同じ票を獲得したらしく、2作受賞となりました。
2作受賞は第3回に笠井潔『オイディプス症候群』・乙一『GOTH リストカット事件』が同時受賞して以来ですね。


歌野氏は『葉桜の季節に君を想うということ』で、第4回(2004年)の本格ミステリ大賞を獲得していますから、再びの受賞になります。本格ミステリ大賞で同じ作家が別の年で受賞するのは初めてのことですね。
ちなみに今回受賞した『密室殺人ゲーム2.0』は、2010年度『本格ミステリ・ベスト10』の第1位に輝いています。

三津田氏は一昨年・昨年と『首無の如き祟るもの』・『山魔の如き嗤うもの』でそれぞれノミネートされており、今回の受賞で3度目の正直となりました。

twitterで得た情報によると、小説部門は大接戦で、綾辻行人『Another』とは1票差だったとのこと。


評論・研究部門では、先日推理作家協会賞を受賞した小森健太朗氏の『英文学の地下水脈』も候補作に入っていましたが、2冠はならず。こちらの開票結果も気になるところです。


受賞された皆さま、おめでとうございます。



最後に、候補となった作品を記しておきます。


小説部門:

  『Another』 綾辻行人
  『密室殺人ゲーム2.0』 歌野晶午
  『花窗玻璃』 深水黎一郎
  『水魑の如き沈むもの』 三津田信三
  『追想五断章』 米澤穂信


評論・研究部門:

  『ミステリ・ジョッキー2』 綾辻行人・有栖川有栖
  『英文学の地下水脈』 小森健太朗
  『都筑道夫ポケミス全解説』 小森収:編
  『アジア本格リーグ(出版企画に対して)』 島田荘司
  『戦前戦後異端文学論』 谷口基
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  by we_2006 | 2010-05-15 22:41 | ミステリ

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